はじめまして。派遣社員のロウといいます。
直接雇用10年+派遣社員20年の経験をもとに、派遣の制度や仕組みを発信していきます。
初回の記事は、多くの方が不安に感じているテーマ。
「失業保険(雇用保険)」です。
特にこんな方に向けて書いています。
- 期間限定で働く派遣社員の方
- 短期離職を繰り返した方
- 「自分は対象外では?」と不安な方
結論:短期離職でも”合算”されるので受給できる可能性あり
まず結論から。
雇用保険は会社ごとではなく「通算」で判断されます。
つまり、
- 派遣会社がバラバラでもOK
- 派遣社員・正社員・契約社員の混在でもOK
加入期間が条件を満たせば、失業手当は受給可能です。
よくある不安①:派遣会社を変えてばかりでも大丈夫?
例えばこんな働き方
- A派遣会社(3ヶ月)
- B派遣会社(1ヶ月)
- A派遣会社(6ヶ月)
- C派遣会社(4ヶ月)
「1年以上同じ会社じゃないとダメ?」と思いがちですが…
これは誤解です。
正しいルール
失業保険の基本条件は以下です。
離職前2年間で通算12ヶ月以上の加入(原則)
※会社都合などの場合は条件が緩和されるケースあり
上記のケースでも、合計12ヶ月以上あれば対象になる可能性があります。
よくある不安②:短期離職ばかりでも大丈夫?
例えば
- A社 正社員(1ヶ月)
- B社 契約社員(4ヶ月)
- C社 派遣社員(3ヶ月)
- D社 正社員(4ヶ月)
この場合も、
すべての雇用保険加入期間は合算されます。
重要ポイント:離職票は必ずもらう
ここがかなり重要です。
どんなに短期間でも、雇用保険に入っていたなら「離職票」は発行してもらいましょう。
理由
- 1ヶ月の加入でも通算にカウントされる
- 後から「足りない…」を防げる
会社によっては
「離職票いりますか?」と聞かれることがありますが…
迷わず「必要」と伝えてOKです。
雇用保険の基本の仕組み(簡単解説)
雇用保険とは
国(厚生労働省)が運営する強制加入の保険制度
主な目的は
- 失業中の生活支援(失業手当)
- 再就職支援
ポイント
会社が変わっても「同じ制度」
データはハローワークで一元管理
最終的にまとめて申請する
退職理由で大きく変わる(ここ注意)
失業手当は、退職理由によって扱いが変わります。
●自己都合退職
- 給付期間が遅れる(待機+給付制度)
●会社都合退職
- 比較的早く支給開始
- 条件も緩和されることあり
【重要】どの退職理由が適用されるのか?
複数社経験している場合
「最後の辞めた会社の退職理由」が基準になります。
例①
- 1社目:自己都合
- 2社目:会社都合
- 3社目:自己都合
▶結果:自己都合扱い
例②
- 1社目:自己都合
- 2社目:自己都合
- 3社目:会社都合
▶結果:会社都合扱い
注意点(誤解しやすところ)
ここは少しシビアな話です。
- 「もらうために短期離職を繰り返す」前提の制度ではない
- 実際には就労意思や求職活動が必要
- 不正受給は厳しくチェックされる
- あくまで「働く意思がある人の支援制度」です。
まとめ
- 雇用保険は会社をまたいで合算される
- 短期離職でも条件を満たせば受給可能
- 離職票は必ずもらう
- 最終の退職理由が重要
最後に
派遣や短期就業を続けていると、
「自分は制度の対象外では?」と
でも実際は、
”知らないだけで対象になっているケース”が多いです。
制度は少し複雑ですが、
正しく知れば、ちゃんと守られます。
今後も、現場目線でわかりやすく発信していきます。

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