こんにちは。
直接雇用歴10年・派遣社員歴20年のロウです。
派遣で働いていると、
- 「派遣料金ってどうなっているのか?」
- 「マージンは何に使われているのか?」
と感じることがあります。
この記事では、
⏩️ 派遣料金の流れ(商流)と仕組み
を、制度ベースで整理します。
派遣料金は三者関係で成り立つ
派遣の仕組みは、次の三者で構成されています。
- 派遣社員
- 派遣会社
- 派遣先企業
この構造は、労働者派遣法で定められています。
重要なポイント
⏩️ 派遣先企業は、派遣社員に直接お金を支払っていない
派遣先企業が支払うのは、
⏩️ 派遣会社への「派遣料金」
です。
派遣料金はどうやって発生するのか
派遣料金は、1人の働きだけで発生するものではありません。
関わっている主な業務
- 派遣社員:現場での実務
- 営業:派遣先の開拓・契約
- コーディネーター:人材募集・マッチング
- 管理部門:社会保険・請求処理など
⏩️ これらすべてが揃って初めて派遣料金が発生します
ただし最も重要な前提
⏩️ 派遣社員が実際に就業しなければ売上は発生しない
売上は「稼働」で決まる
派遣料金は以下で計算されます。
⏩️ 派遣料金(時給) × 稼働時間
つまり
- 欠勤 → 売上減少
- 稼働減 → 請求額減少 売上は派遣社員の稼働に直結する構造
です。
派遣料金の分配構造
派遣先企業から支払われた料金は、次のように分配されます。
主な内訳
- 派遣社員の給与
- 社会保険料(会社負担分)
- 有給休暇の原資
- 営業・管理部門の人件費
- 会社の運営費
この中で最も大きい割合は
派遣社員の給与です。
派遣会社のビジネス構造
派遣会社の売上は、
⏩️ 派遣社員の稼働に依存するビジネスモデル
です。
- 営業が契約を取る
- 会社が管理する
- しかし売上を作るのは現場の稼働
⏩️ この構造が、他の雇用形態との大きな違いです
なぜお金の流れが見えにくいのか
派遣社員として働いていると、
- 自分の業務
- 派遣先の環境
しか見えないことが多くなります。
実際には裏側で行われている業務
- 営業活動
- 人材調整
- 契約管理
- 法令対応
- トラブル対応
しかし、
⏩️ これらが説明される機会はほとんどない
のが現実です。
マージンが分かりにくい理由
派遣社員が感じやすい疑問
⏩️ 「マージンはあるけど、何に使われているのか分からない」
その理由は、
- 社会保険(会社負担)が見えない
- 有給の原資が見えない
- 採用・管理コストが説明されない
⏩️ 構造が見えないまま働いているためです
まとめ
- 派遣料金は三者関係で成り立つ
- 派遣先は派遣会社に料金を支払う
- 売上は派遣社員の稼働で決まる
- 料金は給与・保険・運営費に分配される
- お金の流れは見えにくい構造になっている
最後に
派遣で働いていると、
- 理不尽に感じること
- 納得しづらい場面
に出会うこともあります。
ただ、
⏩️ お金の流れを理解しているかどうかで、受け止め方は大きく変わります
知識は、
⏩️ 自分の働き方を守るための判断材料になります
この仕組みを知ることで、
派遣という働き方を少し冷静に見られるようになります。

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