派遣契約には2つの契約書がある|派遣社員が知っておきたい契約の基本

派遣の仕組み

こんにちは。
直接雇用歴10年・派遣社員歴20年のロウです。

派遣で働くうえで重要なのに、あまり説明されないのが「契約の仕組み」です。

  • なぜ話が食い違うのか
  • なぜトラブルが起きるのか

その多くは、契約構造を知らないことが原因です。

この記事では、派遣契約の基本となる「2つの契約書」について整理します。

派遣契約には2つの契約書がある

派遣で働く場合、契約は1つではありません。
必ず次の2つが存在します。
① 派遣契約(労働者派遣契約)
→ 派遣会社 × 就業先企業
② 雇用契約(労働条件通知書など)
→ 派遣会社 × 派遣社員

この仕組みは、労働者派遣法に基づいています。

派遣先企業とは雇用関係がない

この構造から重要なポイントがわかります。
⏩️ 派遣社員と就業先企業の間に雇用契約はない
つまり、

  • 就業先企業=雇用主ではない
  • 派遣会社=雇用主

という関係です。

お互いの契約内容を知らないことがある

現場では次のような状況がよくあります。

  • 就業先企業は、派遣社員の雇用契約を知らない
  • 派遣社員は、派遣契約の内容を知らない

これは珍しいことではありません。
⏩️ この状態が
認識のズレやトラブルの原因になります

就業条件の話を直接しない方がいい理由

注意したいのが、
⏩️ 就業先企業と直接、条件の話をしてしまうこと
よくあるケース

  • 業務内容を追加される
  • 仕事内容の変更を求められる
  • 現場から直接依頼が来る

なぜ問題になるのか
その場で了承してしまうと

  • 契約外業務になる
  • 後からトラブルになる
  • 「言った・言わない」の問題になる

⏩️ 契約の外側で話が進んでしまうためです

正しいルートは決まっている

本来の流れは以下です。
⏩️ 就業先企業 → 派遣会社 → 派遣社員
つまり、

  • 条件変更
  • 業務追加
  • 要望やクレーム

すべて派遣会社を通すのが基本です。

派遣会社の役割

派遣会社(特に営業)の役割は以下です。

  • 業務内容の調整
  • 契約範囲の管理
  • 就業状況の把握
  • トラブル対応

しかし実務では、

  • 「企業様の判断になります」
  • 「現場の社員様に従ってください」

といった対応が、派遣営業からされることもあります。
⏩️これは本来の役割が機能していない状態です

派遣社員が持っておきたい考え方

派遣社員として重要なのは
⏩️「契約のもとで働いている」という意識
実際の対応
就業先から直接言われた場合は、
⏩️「派遣会社に確認していただけますか?」
この一言で問題ありません。

  • わがままではない
  • 拒否でもない

正しい手順を守っているだけです

まとめ

  • 派遣契約には2つの契約書がある
  • 派遣先企業と派遣社員に雇用関係はない
  • 契約内容の認識ズレが起きやすい
  • 条件の話は直接やり取りしない
  • 必ず派遣会社を通す

最後に

派遣という働き方は、
⏩️ 契約構造がシンプルではない
という特徴があります。
だからこそ、

  • 契約の話は派遣会社を通す
  • 派遣会社に役割を求める

この意識が重要になります。

仕組みを知っているだけで
不要なトラブルから自分を守ることができます

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